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第23話 魅せという武器

Auteur: 雨音休
last update Date de publication: 2026-04-29 08:56:26
 東の丘に来ていた。

 坂を上がったところにあるなだらかな丘陵地帯。背の低い雑草が群生しており、見通しが良い。心が晴れやかになるような景色だ。さんさんと照らす太陽の日ざしの下。

 そこには体毛がもさもさとしたノーファンシープが群れていた。雑草を食んでおり、のそのそと動き回っている。ノーファンシープの見た目は立派な角をした羊だ。体格が良く、あれに突進されたら痛そうである。

 ドンと音がして、頭上に文字が表示される。

 ――クエスト、服の素材集め

 トウマたち三人はパーティを組んでいた。

 先頭を歩くベルフラウが立ち止まって振り返る。ふふんと息をついた。

「むふふん、弟子たちよ。いいかしら? 今からあたしが狩りのお手本を見せてあげるから、ここで見ていなさい」

「師匠、お願いしますぅ」

 ウミがモフモフとした尻尾をぶんぶんと揺らして愛らしい笑みをこぼす。両手のひらを組み合わせておりお願いのポーズだ。

 トウマは右手を掲げた。

「おい、ちょっと待て」

「何よ」

「俺たちは見ているだけなのか?」

「そうよ。仕事は見て覚えろって言うでしょ? 正座して眺めていなさい」

「はぁーい」

 ウミが地面にち
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  • RMTサバイバー~今日の宿代を稼ぐ俺と、人助けで戦う使い魔~   第1話 詰み

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